「小田凱人選手のサイン入り2023全仏・全英オープン使用ラケット」オークション開始のお知らせ
2023年8月28日(月)から2023年9月11日(月)まで、「小田凱人選手のサイン入り2023全仏・全英オープン使用ラケット」のオークションを開催いたします。
使用試合:2023全仏・全英オープン
寄付先:特定非営利活動法人日本小児がん研究グループ
・落札金の寄付先について
特定非営利活動法人日本小児がん研究グル-プ
日本小児がん研究グループ(Japan Children`s Cancer Group: JCCG)は、従来の小児固形がん臨床試験共同機構と JPLSG(日本小児白血病リンパ腫研究グループ)とを統一し、小児がんの統一した研究グループとして小児がんの診断および治療の標準化、難治性疾患の治療開発を行い、治療成績の向上を図ることを目的としています。現在 200 以上の小児がん治療施設が参加しており、 国内の小児がん診療施設のほぼすべての参加が見込まれています。 小児がんは、過去40年間の 治療の進歩により小児がんは不治の病ではなく長期生存が期待できるようになってきました。しかしながら、未だ治癒が難しい病気も多く、また治っても晩期合併症に苦しむ患者さんが多くあります。病気のタイプや患者さんの体質にあった適正な治療法の確立が望まれます。
これまでの治療の進歩は、欧米先進国の小児がん研究グループの研究成果に負うところが大きいと言えます。国内でも 70 年代から各地域で研究的な治療が行われてきました。しかし、どの治療法がよりよいかを調べるには全国の患者さんと治療施設が協力する必要があります。さらに、病気のタイプや日本人の患者さんの体質にあった治療法を開発するには、世界が協力して治療研究に参加して治療法を開発する必要もあります。全世界の患者さんと医療者が力を合わせて初めてより良い治療法が創られていくのです。全国の地域に JCCG 参加施設があり、将来は日本の各地で最新の治療研究に参加することが可能になります。また、客観的で正しい診断や検査をお互いにサポートする仕組みをとっており、それによって全国標準の診断と治療、さらに新規開発中の治療を受ける機会が得られます。 JCCG は、日本小児血液・がん学会とも連携しながら、質の高い臨床研究を行う中で最良で最適の治療法を提供するとともに、医療者の教育研修や一般の皆様への情報提供を積極的に行って、医療の質の向上と患者支援の輪を広げていきたいと考えておりま す。小児がんに苦しむすべての子どもたちが病気を克服して健やかに成長して社会に羽ばたけることを願ってやみません。本研究会は国の支援と社会の皆様のご理解の上に成り立っております。どうか趣旨をご理解頂き、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。